実験室~お気に入りに囲まれる生活を目指して~

「お気に入りに囲まれる生活をする!」と一念発起。自分のお気に入りは何かを探し求めるところからスタートしたブログです。

「おうち入院」実践中!休む罪悪感が消えるきっかけになった【下園壮太さん】の本

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今週のお題「最近おもしろかった本」

おうち入院実践中!

 

私が定期的に読む本の一冊に、元自衛隊メンタル教官の下園壮太さんの著書があります。

 

自衛隊メンタル教官が教える心をリセットする技術』という本です。

 

この本のなかで一番印象に残っているものが「おうち入院」です。

印象に残っているも何も、この「おうち入院」について読みたかったから買ったのですが。

 

私はこの「おうち入院」を積極的に取り入れているのですが、毎日が忙しい現代の人に必要なことだと思っています。

 

「おうち入院」というもの

「おうち入院」は、メンタル疲労(精神的な疲労)から回復するための方法として、オススメとのことです。

「おうち入院」とは…?

まず最初に、「入院」となっていますが病院に行く必要はありません!

 

「おうち」つまり自分の家で、入院中のような生活を送ることです。

病院に入院するときに大切なことは?

リハビリでの入院の場合は少し違うと思うのですが、基本的には「入院」というと、身体を休ませることが大切になります。

 

私が脳出血で入院したときのことです。

土日祝の関係で細かな検査結果が出ず、その後の治療方針が数日間決まりませんでした。

そのことに焦りというか不安を感じた私は、「治療はいつからですか?」と看護師さんに聞いたのですが…

 

そのとき、はっきりと言われました。

いますべき治療は“休むこと”です。”休養が治療”です。寝ることが治療です」と。

 

あ、ただ寝ていればいいんだ。それが治療につながるんだ」と、すごく安心したことを覚えています。

 

看護師さんから、この言葉をもらったのはこの頃のこと↓

【ピルの副作用で脳出血5】治療方針の決定と、続く頭痛・・・ - 実験室~お気に入りに囲まれる生活を目指して~

「おうちで入院」のやり方は?

この「おうち入院」の期間にやることは、ただひたすら自分を休ませること

もっと簡単に言うと「ただひたすら寝る」ことです!

 

仕事につながる作業もお休み。家事もSNSもテレビも読書もお休み。

寝ることができなくても、何もしないでボーっとしていてください。

 

「ただただ、ボーっとする」これが「おうち入院」でやることです!

忙しくてそんな時間無い!

「そんなにボーっとする時間なんてない!」と思われる方もいらっしゃるとかもしれません。

 

ご安心ください!

 

「おうち入院」は、1~2時間でもOK

短時間でも、十分な効果があるとのことです。

 

「おうち入院」提唱者の下園壮太さんご自身も、午前中のみなどの数時間を「おうち入院」の時間としてとっているとのことです。

実践してみての変化

実際に「おうち入院」をやってみて、大きな変化を感じたところを二つほど。

弱り切った心には大切なことだった

私がこの本を購入したのは2021年8月。

3週間にわたる入院生活を終えた次の日くらいに購入しました。

 

入院中は、知らない誰かと常に一緒の部屋で過ごしていたというストレスもありました。

 

また、ただ寝ているだけの入院生活だったとはいえ、「どうなるのか分からない」「頭痛がなかなか治まらない」などの日々は結構つらくて…

 

主に心(精神)の方が弱り切った状態でした。

「何かをやろう」なんて気力は一切、湧かない状態です。

 

この「ただひたすら寝る」という方法により、まずは心の面が回復していきました。

 

心の方が回復してくると、徐々に「何かをやりたい」という気持ちが湧いてくるようになりました。

 

「おうち入院」を初めて実践した頃の話↓

【ピルの副作用で脳出血10】続く微熱・・・そして、不安に襲われる日も・・・ - 実験室~お気に入りに囲まれる生活を目指して~

「ただひたすら寝る」を許せるようになった

心の方が回復してきた私は、色々なことをやりだしたのですが…

 

体力の方が追い付かないことが非常に多く、ダウンすることも多かったです。

ちょっと作業を詰め込むと熱が出るとか…

 

うつ病で休職した以降、「あ、これは危険だな」と感じると、できるだけ早く休みの状態を作るようにはしていました。

 

ただ、この「休みの状態を作る=ただ休んでいる」に対して、どこかで罪悪感を感じたり焦りを感じたりし続けていました。

「こんなに休んでばかりでいいのかな?」と。

 

ただ、「おうち入院」というものを知ってから、「休むこと(寝続けること、ボーっとすること)は、自分が回復するために大切な時間」と捉えられるようになりました。

 

ざっくり言うと「ただ寝ているだけの自分」を許せるようになったのです。

 

これは、下園壮太さんの著書を読んだことにより起こった、私の大きな変化なのではないかと感じています。

 

 

現在も定期的に実践中

この本を読んだ以降、定期的に「おうち入院」をしています。

脳疲労を感じたときにすることが多いです。

 

脳が疲れ切っているときは、それこそ2日ずっと「おうち入院」状態。

 

2日間する場合、1日目の状態と2日目の状態の変化が分かりやすいです。

  • 1日目は食事・トイレ・お風呂以外は、何もやる気が出ず寝続ける。
  • 2日目になると、寝ている時間が減り、少しずつ活動をする気持ちが湧いてくる。

2日目の夕方~夜に「何かをやろう」という気持ちが強くなった場合、そこでやり始めたものは、一気に進む(終わらせる)ことが出来たりします。

 

1日目の寝ている時間には「疲れ玉」が抜けている体感があることもw

 

「疲れ玉」についてはこちらにて↓

ぐったり寝ていたら頭頂から「疲れ玉」が抜けていく体感をした話 - 実験室~お気に入りに囲まれる生活を目指して~

 

ではでは。

 

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