4月になり早数日。
春になったので、10年以上前に買ったと思われるコートを手放すことにしました。
年によって着たり着なかったりしつつ、かなりの年月をともにしました。
内側がほわほわしていて暖かく、寒かったこの冬に大活躍してくれました。
とりあえず、最後のご奉仕
外側も内側も、気になるほどのへたりが無かったので、手放す決心をするまでに時間がかかりました。
もちろん愛着もあります。
買ったお店、買った時の状況までしっかりと思い出すことができます。
そんな愛着のあるコート。
でも、「そろそろ・・・」と考え始めるときは来るもので・・・
お別れの決意をするために、最後のご奉仕をしてもらいました。
「最後のご奉仕制度」はコチラ↓
その結果・・・アラは見つかるものの、愛着が増すばかり。
こういうこともあるんですね~。
積み重ねてきた年月によるものでしょうか?
ボタンを付け直してみた結果・・・
最後のご奉仕期間のある日、ボタンが取れかけていることに気づきました。
完全に取れて、ボタンがなくなってしまってからでは手遅れなので付け直すことに。
取れそうだったのは1つだけだったのですが、糸も劣化しているだろうし、すべて付け直すことにしました。
この、ボタンの付け直し作業、本当に大変でした!!
裏に厚めで硬いボアを使用していて、表も厚くて硬い生地のコートです。
針を通すのが、とにかく大変!
針が折れるんじゃないか?と何度も思ったほどです。
次にボタンが取れたら絶対に付け直しなんてしませんね。
と、そんなこんなでボタンの付け直し完了。
着てみたら・・・
ボタン周りがキツイ!!
ボタンを付けるときって、布の厚み分くらいのアソビの空間(っていうのかな?)を作るじゃないですか。
それが足りなかったんですよね~。
布の厚みに対してアソビの空間が少ないから、ボタンを留めるのが、まぁ大変。
ボタンを留めるのが面倒なので、前を開けたままにしようかとも思ったのですが、そうすると寒さに耐えられない。
あ~・・・ついにこのコートともお別れの時期が来たかな?と本気で考えだしました。
コートの重さに気づく
ボタンの付け直しに失敗したのも手放す理由のひとつですが、「コートの重さに気付いた」というのも大きな理由です。
このコート、重かったんです。
ほかのコートを着るときよりも、肩こりをする気がしました。
たまたま、ほかの人のコートを持つ機会があり、
また、ほかの人にコートを持ってもらう機会があり、
このコートの重さを再認識しました。
ユニクロのダウンをはじめ、最近は軽いコートがたくさん出てきていますよね。
洋服も進化しているということだと思います。
つまり、10年以上前のこのコートは「化石」とまでは言わないものの、進化から取り残されたコートであるということです。
洋服は生き物ではないので、進化をするわけはないですよね。
手元に置いている洋服が勝手に進化していたら逆に怖いです。
手持ちの洋服が、世の中の洋服の進化から明らかに取り残されていることに気づいたとき、
これは捨て時なのかもしれないですね。
もうすぐ衣替えの時期でもあるので、進化から取り残されている洋服がないか探してみようと思います。
ではでは★