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『ゴジラ-1.0』を鑑賞。あれは…終わったのか?終わりの始まりか?

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今週のお題「名作」

 

ゴジラ70周年記念作品として2023年に公開された映画『ゴジラ-1.0』を見ました。

 

とくにゴジラファンでもなく、映画をよく見る人ではない私は『ゴジラ-1.0』という映画の存在すら知らなかったのですが、4月末くらいからAmazonプライムビデオ内でCMをよく見るようになり、俄然興味がわいたのです。

※2024年5月3日からプライムビデオ独占配信スタートとのことでした

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70周年記念作品『ゴジラ-1.0』

ゴジラというと……アレですね。恐竜のような巨大な怪獣が街を蹂躙していく話ですね。

 

私はゴジラに関してまったく詳しくないので、これくらいの認識でした。幼いころにテレビ放映されたもの(どのシーズンか分からない)を見たくらいの浅くて薄い知識しかないです。

 

そんな私が今回興味を持った『ゴジラ-1.0』は、ゴジラ70周年記念作品。ゴジラの1作目は1954年に公開されたとのことです。

 

そんな昔から続いていたシリーズということに、ただただビックリです。

 

『ゴジラ-1.0』については、公式サイトから引用します。

生きて、抗え。

 

焦土と化した日本に、突如現れたゴジラ。
残された名もなき人々に、生きて抗う術はあるのか。
ゴジラ七〇周年記念作品となる本作
『ゴジラ -1.0』で
監督・脚本・VFXを務めるのは、山崎貴。
絶望の象徴が、いま令和に甦る。

映画『ゴジラ-1.0』公式サイト より引用

 

この公式サイトですが、表示(スクロール)に合わせて画面が揺れるんですよね。乗り物酔いしやすい方は、家など「動かない場所」で見てください。

途中まで「つまらない」と思っていた

正直に言うと、途中まで漫画『怪獣自衛隊』と展開がかぶりすぎて「つまらないなぁ」と思いながら見ていました。

 

ゴジラの方が昔からあるので、ストーリー的にはゴジラの方が本家本元かもしれません。ただ、ゴジラは見てないけど『怪獣自衛隊』は途中まではかなりハマって読んでいたので……

 

あと、少し『進撃の巨人』ともかぶるな……とも思いながら見ていました(これもゴジラの方が古いから……)。

 

井上淳哉 (著), 白土晴一 (著)

 

死を覚悟することで気力が戻る主人公

「見るの止めようかな。でも……」と思いながら横目で見ていたのですが、ゴジラを銀座を襲ったくらいからぐっと引き込まれて、目を離せなくなりました。

 

「生きる」に対する煮え切らない感があった主人公・敷島浩一(神木隆之介さん)。成り行きで一緒に暮らし始めた大石典子(浜辺美波さん)と明子との生活で少しずつ「生きる気力」のようなものを取り戻していき……

 

海神作戦で戦闘機に乗ると決意した後に目に力が戻ってくる変化は、『特攻の島』の主人公と重なるものがありました。

 

敷島浩一と渡辺裕三(特攻の島の主人公)では少し状況などは違いますが、「死を覚悟することで気力が戻ってくる」というのは、ある意味、戦争が「ヒト」に与える影響を感じるところであり、また、悲惨さを感じさせられました。

 

 

あれは終わったのか、終わりの始まりか?

ここからはネタバレ的なものになります。

 

多くの人の力が集結し、海神作戦は成功。予想通り、主人公は生還。

 

予想通りといえばそうなのですが、ゴジラの口に戦闘機で突っ込み、絶望的な想像をしてからの敷島パラシュート脱出のシーンでは泣きました。

 

たいてい、制作側の策略にまんまと引っ掛かり泣いてしまうタイプです。

 

陸に戻ってきた敷島の元に「典子が生きている」との知らせが入り、典子に会いに行き感動の再会をし……

 

これも想像通りなのですが、この再会シーン、どこか不穏な空気が漂っていたんですよね。

 

まず、娘のような存在の明子が母と慕っていたはずの典子に近づこうとしなかったんですよね。むしろ、典子を見て何かにおびえるような表情を見せていたんですよね。

 

さらに、泣きじゃくる敷島を軽く抱きしめる典子の首に現れた黒い痣のようなもの。現れただけでなく、なんかうごめいていたんですよね……何なんだアノ黒い物体。

 

このラストについては色々な考察があるようですが、深く考えなくても「なんとなく不穏」とは感じます。

 

そして、海神作戦で倒され海に沈んでいったゴジラ。死んだと思ったのですが……

 

最後に写ったゴジラは、泳いで浮上してきそうな気配がありました。たぶん、ゴジラ生きてますよね……

 

そもそもゴジラって「核実験の影響を受け突然変異で巨大化した怪獣」です。なんらかの攻撃を受けることで(悪い方向に)成長した生物なんですよね。

 

海神作戦では、そんな怪獣をめちゃくちゃに刺激と攻撃をしてしまったわけです。

 

あのラストは「より狂暴化して再襲撃してきそう」という想像を抱かせるものでした。

 

ゴジラを倒した!日本救われた!主人公最愛の人(典子)も生きてた!ハッピーエンド!!

 

と見せかけて、「これから訪れるであろう恐怖の始まり」なのではないでしょうか。

 

続編があったら……見ます!

 

それよりも、過去に作られたゴジラ映画を見れる限り見たくなってきました!

 

途中で読むのを止めてしまっていた『怪獣自衛隊』の続きも読もうと思ってます。

 

最後に……海面を泳いでくるゴジラの目が少しかわいかったです。こういうかわいいところがゴジラが愛される理由の一つかもしれないですね。

 

井上淳哉 (著), 白土晴一 (著)

 

ではでは。

 

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