暖かい日だったと思ったら次の日は寒くなったり、その逆だったり、不安定な気候ですね。
そんな季節の変わり目に、私はどこかおかしいと感じるようになりました。
気づいたのは、10月の半ば。
暖かい日と涼しい日が交互になる日が続き始めたころですね。
気づき。
気づいたのは、ある日の仕事帰り、駅ビルで寄り道をしていたときです。
仕事がヒマで、家に帰るのも早い毎日。
無駄に時間だけはあるので、なにか本を読もうと思って書店に物色しに行きました(購入はkindleストアでする予定だったので本当に物色だけ)。
目の前には様々な本があるのに、何も読みたいものは見つかりませんでした。
見つからなかったというより、「読書をしたい」という衝動すらなかったです。
読書をしたいという気持ちが無いのであれば仕方ないですね。
なにかほかのことをしようと駅ビルのなかを上から下へ。
お隣のデパートに移動して上から下へ。
ひたすらうろついてみたのですが、なにもやりたいことがないのです。
そして、お店なので目の前のものはお金を出せばなんでも買えます。
でも、なにも欲しくないのです(このときはパスケースとキーケースを探していました)。
デパートやターミナル駅の駅ビルなので、もちろん飲食店もデパ地下もあります。
でも、これといって食べたいものもありません。
仕事だけはきっちりこなしていたので気づかなかった(気づくのが遅れた?)のですが、気力がないのです。
人生の迷子になった感じかな?
でも、なにかをしなくては、という焦燥感だけはあり、いろいろ考えているうちに気分は落ちていくのです。
おかしいと感じた私は、自分の状態をキーワード化して、ネット検索をしてみました。
結果、あてはまったのが「秋うつ」。
季節性のうつです。
秋うつの症状とは?4つの特徴と解消法、冷えが原因かもしれません
「秋うつ」の症状
「秋うつ」の症状は、一般的なうつとはちょっと違います。
新型うつとも違います。
特徴的な症状は以下の4つです。
- 食べても食べ足りない
- 気分が落ちる
- 疲労感
- 日中に強烈な眠気
私は、このうち3つが当てはまっていました。
唯一当てはまらなかったのは日中の眠気なのですが、これは微妙なところです。
なぜなら、心療内科で日中の眠気を抑える薬を処方してもらっているからです。
でも、土日に一日中寝ていることが多いことを考えると、眠気の項目も当てはまっているのかもしれません。
先ほど、「何が食べたいかわからない」と書きましたが、わからないだけで食欲はあります。
職場で延々とお菓子を食べ続けていたりするので。
体重?怖くて体重計に乗っていないのですが、少しお肉がついた気がします・・・
「秋うつ」の原因は?
さて、「秋うつ」の原因とはなんでしょうか?
暑くはあるけど活動的になる夏の反動なのでしょうか?
原因とは以下の2つと言われています。
- 日照時間が短くなる
- 朝晩の温度差が大きくなる
はい。私がこの症状に陥ったときは、ぴったりとこの条件にあてはまりましたね。
ゾンビ期間(上半期)の後の夏場に活動的に遊び続け、その疲れが出たとか、燃え尽きたのか?などと心配になっていた私は「秋うつ」と分かり、少し安心しました。
少し怖いと感じたのは、心療内科で処方されている「やる気を上げてくれるお薬」を飲んでいたからこの程度で済んだのではないかということ。
もし飲んでいなかったら・・・?
考えるのは止めておきましょう。
そんなわけで、原因がわかったので通院の際に相談し、「秋うつ」対策として少し処方を変えてもらいました。
季節の移り変わりとともに自然と治るけど・・・
心療内科の先生に相談したときに教えてもらったのですが、一番の治療法は太陽の陽を浴びることということです。
ただ、室内にこもっている仕事です。
そんなに頻繁に外に出て休憩をとることは難しいです。
せめて土日だけは外に出るようにしようと思いますが・・・
そして、冬至を過ぎ、日照時間がだんだんと長くなっていくにつれて自然と症状は和らぎ治っていくということです。
ただ、放置してしまうと、年末年始休暇という楽しい休暇期間に一番落ち込んだ状態になってしまうとか。
怖いですね・・・
私の場合はお薬のサポートも受けることにしたのですが、陽に当たるだけでも治療効果があるとのことですので、「秋うつかも?」と心当たりのある方は太陽の下で過ごす時間を多めに取ってみると良いかもしれないですね。
ではでは!