ゴールデンウィークに2泊3日で行ってきた、日光〜大谷石資料館への旅行。
3日目は、大谷寺(大谷観音)や平和観音、大谷石資料館…主に「大きな石」を見てきました!
1日目、2日目の旅行記はこちら(4つの記事)です。
●【日光】家康ゆかりの地・日光東照宮と輪王寺の見逃せない名所 - 実験室~お気に入りに囲まれる生活を目指して~
●【星野リゾート 界日光の宿泊記】おもてなしの心に包まれる至福の時間 - 実験室~お気に入りに囲まれる生活を目指して~
●【星野リゾート 界日光の宿泊記】会席料理でゆったりとした食事の時間を楽しむ「季節の会席」 - 実験室~お気に入りに囲まれる生活を目指して~
●【中禅寺湖&華厳の滝】壮大な景色を楽しむ旅行。夕食は宇都宮みんみんで餃子! - 実験室~お気に入りに囲まれる生活を目指して~
1日バス券を購入し、バスで移動しました。
この1日バス券は、大谷寺の拝観料と大谷資料館の入館チケットがセットになっている、かなりお得な券です。
普段あまり歩かない生活(引きこもりのため)をしているため、朝からかなり足が疲れている状態での観光スタートです。
大谷寺
バス停で降りてからそう歩かずに行くことのできた大谷寺。
この時点は、まだまだ元気で歩いていました。
御堂のなかに入ると、岩の面に直接彫刻されている大迫力の千手観音。
あまりのキレイさと神秘的なお姿に感動しました!
写真撮影禁止だったので、美しい観音さまは、大谷寺のHPにて見てください。
大谷寺 | 日本最古の石仏「大谷観音」と高さ27メートルの「平和観音」
弁財天のそばにいる白蛇さん。ナデナデできます。
赤いお目目が可愛い!
宝物館には、縄文時代の人の骨(本物)があります。
両足を抱えた(体育座りみたいなの)姿で、「ほぼ完全」の状態で見つかったとのことです。
その姿を見ながら色々と縄文時代の生活を想像してしまい、ケースの前でちょっとボーッとしました。
平和観音
続いて、平和観音へ。
この時点でも、まだ足は元気でした。
とにかく大きい!
見上げていると首が疲れるくらい大きい!
大谷観音とは少し違った意味での迫力がある!!
自然の岩壁に彫られた高さ27mの観音。戦没者の慰霊と世界平和を祈念して昭和23年より6年をかけ、総手彫りで製作された。
疲れ切る予想ができたので、脇にある階段を上まで上るのは止めました。
天狗の投石
「平なところなら…」ということで、少し歩いたところにある「天狗の投石」というものを見に行きました。
落ちそうで落ちない、絶妙なバランス。
大谷石資料館
天狗の投石を見た後は、歩いて大谷石資料館へ。
今回の旅行の目的のひとつでもあった大谷石資料館!
この辺りから足が怪しくなってきたのですが、深さ30メートルのところにある地下採掘場は絶対に見ないといけません。
この地下採掘場、撮影実績がすごいです。
(私的に)懐かしいとことでいうと、少年隊の「19」。
母が少年隊の大ファンだったのでビデオテープ(VHS)が家にあり、何回も見た記憶があります(もう一度みたいな)。
この「19」という映画の主題歌は「君だけに」だったんですね。大好きな曲です。
現地に行って本気で思ったのが「るろうに剣心 京都大火編」を見直してから行けばよかった!
天井からロープを吊るすために打ち込んだアンカーが残っていたりするし、なにより志々雄の隠れ家(の撮影に使った場所)です。
実際に目で見た地下採掘場を思い出しながら、映画をもう一度観ることにしようと思います。
そんな、多数の映画やミュージックビデオの撮影場所になっている大谷石資料館。
撮ってきた写真のなかから、何枚かピックアップして載せます。
階段を降りていって最初に出会う巨大空間。
真ん中で下を向いて座っている人は、何を考えているのでしょうか?
個人的には「何か深いものを悩んでそう」と感じました。
後ろに不思議な影が入ってますよね?
その影の元はコレです↓
假屋崎省吾さんの作品とのことです。
あの悩んでいる人の後ろに写っている影の状態ではどことなく不穏な雰囲気を感じたのですが、正面から見たら、めちゃくちゃ生命力や強さを感じるものでした。
見る角度(視点)を変えると、感じるものも大きく変わるということで。
こちらも赤でライトアップされています。大谷石、赤のライトに映えるなぁ。
ただでさえ幻想的な場所なのに、赤のライトを当てると何倍にも幻想的さが増すように感じるのは私だけでしょうか?
階段を下ってくる方も、幻想的なお姿で見ることができます。
私も、少し前(下ってきているとき)は幻想的な風景の一部になってたんだよ!
と、謎の自己主張をしたところで、大谷石の地下採掘場の写真は終わりにします。
大谷石をお土産としてどうしても欲しかったので、コースターとアロマストーンを買いました。
大谷石は焼くとほのかなピンクになるらしく、アロマストーンの方は可愛らしいピンクのものを選びました。
地下採掘場のなかは、かなりひんやりしていました。
地上は気温25℃を超えていたのですが、採掘場のなかは10℃にも満たないくらいでした。
戦時中は地下の秘密工場として、戦後は政府米の貯蔵庫として使われていたとのことでもあり。
「巨大な冷蔵庫」というイメージですね!
冷蔵庫なので、しっかりと寒さ対策をしてから採掘場へ入ってください。
羽織るものだけでなく、ホッカイロでお腹を守るのもおすすめです。
カトリック松が峰教会
大谷石資料館を少し下ったところにあるバス停からバスに乗り、東武百貨店へ。
14時を過ぎていたので、空腹も限界。東武百貨店のレストラン街で遅めの昼食を。
お腹も満たされたところで、カトリック松が峰教会へ。
この時点で、私の足の疲れ具合からゆっくり亀さんのようなスピードでの移動に。
一緒にいた父の足が何回かもつれる様子を見たので、これは危なそうだと注視しながら教会まで移動をしました。
大谷石でできた聖堂です!
あの採掘場を見てきた後だと、こんな立派な建物になった姿を見るのは感慨深いですね。
松が峰教会の聖堂は、スイス人の建築家マックス・ヒンデル氏の設計による建築物です。
また、ヒンデル氏の日本における代表作の一つであり、最後の教会建築作品でもあります。
聖堂の内外壁に用いられている大谷石は、旧帝国ホテルに用いられた場所と同じ大谷の採石場から切り出されたものに、石工職人によりさまざまな意匠が施されています。
※大谷石についての詳細は大谷資料館をご覧ください。
古代および中世初期の教会建築とロマネスク様式によって建設されており、日本では数少ない双塔を持った教会建築です。
中に入ると、柔らかなパイプオルガンの音を聴きながら、ゆったりとした気分で身体を休めることができます。
パイプオルガンの音を聴いていると、心が洗われたような気がしました。
宇都宮二荒山神社は次回のお楽しみ
当初の計画では、この後に宇都宮二荒山神社に参拝する予定だったのですが、バスの中からかなりの段数の有りそうな階段を見て、いまの足の状態では「無理」と判断しました。
家に帰るまでが旅行ですからね!
宇都宮二荒山神社は、宇都宮周辺スタートの旅の際のお楽しみとして残しておきます。
お土産はレモン牛乳関連を
新幹線に乗る前に、駅ビルに入っているお土産屋さんで、レモン牛乳関連のお菓子をいくつか買いました。
他のお菓子も見ていたのですが、結局レモン牛乳ばかりに。
- レモン牛乳
- レモン牛乳キャラメル
- レモン牛乳ラングドシャ
- レモン牛乳羊羹
- レモン牛乳半熟せんべい
これ以外にも、たくさんのレモン牛乳シリーズのお菓子がありました。
食べられないものですが、レモン牛乳な雰囲気のミニにリュックも可愛いですよね!
ちなみに、「レモン牛乳」は通称・愛称であり、正式名は「関東・栃木レモン」とのことです(初めて知った)。
通称、レモン牛乳。正式名は「関東・栃木レモン」という。
昭和の戦後まもなく誕生した乳飲料で、宇都宮市の関東牛乳が「関東レモン牛乳」の名称で発売していた。
甘いものが貴重な時代、子供にとっては特別な日に給食などに出される贅沢品でもあったようだ。以来、人気は衰えず、懐かしい栃木の味として長い間親しまれてきた。
ところが、平成16年に関東牛乳は廃業し、レモン牛乳は姿を消した。
しかし、慣れ親しんだ味が無くなるのは寂しい、と多くの声があがり、翌年、栃木乳業が製造法を受け継ぎ、「関東・栃木レモン」として復活を遂げたのである。
戦後間もない時期から親しまれてきたとは…そんな古くからあるものとは思っていませんでした!!
この後は、たくさんのレモン牛乳シリーズをかかえ、新幹線で帰宅の途につきました。
今回の2泊3日の旅行は、これにて終了!お疲れさまでした。
ではでは。
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