2022年の12月に『女の園の星』の3巻が発売になりました!
2021年の夏に1~2巻を初めて読んでから、何度も何度も読み直していたこの漫画。
ゆるっとした世界観の漫画なのですが、そのゆるっとした雰囲気に癒されたくて、心が弱ったときに必ず読む漫画のひとつです。
- 脳出血で入院中の弱った心を守ってくれた漫画
- あらすじ
- とにかく淡々と進んでいく
- あり得ないことが普通に起こる
- 出てくるキャラが全員濃い
- フフッと笑える話が多い
- 心の回復に、このゆるい世界が良かった
- 仕事で脳が疲れたときにも『女の園の星』
脳出血で入院中の弱った心を守ってくれた漫画
この漫画の1巻と2巻を買ったのは、2021年の8月。脳出血で病院に入院していたときです。
8月には病棟に移ることができ、危ない状態は抜けていたのですが、やはりベッドの上で安静にしている必要がありました。
ベッドの上で1日を過ごすにあたり、心の支えになってくれたのは漫画たち。
活字だと脳みそがすぐ疲れてしまうので、漫画ばかり読んでいました。
ICUにいた11日間で、当時、Kindle端末にダウンロードされている(頭を使わない、暗くならない)漫画は読み尽くしてしまっていました。
この11日間に、鬼灯の冷徹の1〜3巻までは何回読み直したことか…
Kindle端末に入っているものに飽き始めていたので、病棟に移ってからはebookJapanで、ちょこちょこ新しい漫画を買って読んでいました(Wi-Fiは使えないけど、4Gや5Gの回線は使えた)。
病棟に移って少し経った頃に、たまたま出会った『女の園の星』。
まずは、1巻。止まらなくなり、すぐ2巻を購入。一気に読みました!
病状は安定してきた頃とはいえ、精神的には弱りまくっている状態でした。
そんなよろしくないコンディションのなか、この漫画には癒されました。
何回も繰り返し読みかえし癒され、入院後半の心を守ってくれたのはこの漫画とも言えるくらいです!
そんな命の恩人のような漫画なのですが、その魅力などを書いこうと思います。
あらすじ
あらすじ(3巻)は、Kindle版のページより引用します。
夏風邪をひいてしまい、おうちで寝込む星先生。
担任不在の2年4組のご様子は?
ほか、人と食事ができない生徒のお悩み相談や、定期テストに三者面談、全員参加の大掃除……。
夏休み前の先生たちは大忙しです!星先生が成森女子高校に赴任してきた日の番外編「星、高校教師になる。」も収録。
先生も生徒も意外な一面を見せ始め、ますますあなたの心を魅了してやまない第3巻!!
とにかく淡々と進んでいく
主人公の星先生は、クールというか淡々とした人です。
学生たちに仕掛けられたいたずらにも、(表向きは)冷静に対応。
ただ、状況が普通ではないときにも同じテンションで淡々としているところに面白さと魅力を感じます。
あり得ないことが普通に起こる
犬を教室で飼っていたり、折り紙で鶴を折ったはずがペガサスになったり…
誰かにとっての普通は他の人にとっての普通ではないので、「普通なことが起らない」は当たり前ですが、『女の園の星』の世界では、「なんか変」なことがたくさん起こります。
それに対して、冷静に対応している星先生にシュールな面白さを感じます(冷静そうに見えるだけだけど)。
出てくるキャラが全員濃い
星先生もなかなかキャラが濃いですが、周りにいる人の方がもっと濃い!
数学の小林先生とか、生徒の鳥井さんとか…
挙げ出したらキリがないというより、「全員が濃い」です。
深く考えないで読み進めていくことができる漫画であり、逆に深く読まない方が良い漫画です。
私が1巻を読み始めたのは「脳の疾患の治療中」。
そのときに読む漫画に一番求めていたことは「脳みそを使わずに眺めるような感覚で読むことができる」です。
ここに『女の園の星』は、ピッタリハマってくれたのです。
フフッと笑える話が多い
大笑いできる話もありますが、どちらかというとフフッとした笑いが多いです。
電車の中で読んでいたら、ずっとニヤニヤしている人になってしまうので、1人の時間に読むようにしています。
入院中の私は、カーテンで私の周りを完全に区切って読んでいました。
そして、3巻が出たときも…1人で部屋に引きこもって読みました。
寂しい…?
そんなことないです!星先生と仲間たちが一緒にいてくれます!!
心の回復に、このゆるい世界が良かった
脳出血で入院したときは、一気にストレスが高まり最高潮…という時期だったので、とにかく脳みそが疲れていました。
そんな疲れるときに新しい&難しい漫画は無理。
頭がまた痛くなっちゃう…
この『女の園の星』という漫画は、初めて読んでも頭を使わずに進めることができ、1話完結なのが入院のお供としてすごく良かったです。
1話完結なので、眠くなったらすぐにそこで中断できるのよも良いです(入院日期間中は長めに睡眠をとって回復させる必要がありました)。
また、入院中はネガティブ思考に陥ることが多かったのですが、『女の園の星』のゆるい世界に触れるとニュートラルな位置に意識を戻すことができていました。
仕事で脳が疲れたときにも『女の園の星』
3巻が発売になった頃から現在まで、あり得ないような内容のトラブルが頻発しており、心身共に(主に心の方)が疲れ切ってます。
何も考えたくないときは『女の園の星』。とくに3巻を繰り返し繰り返し読んでいます。
「ナンはいりませんか〜。ナンはいりませんか〜。」を見ると、なぜか心が回復します(不思議)。
あの辛かった脳出血の入院中の私を救ってくれた漫画『女の園の星』は、1年半経っても私を救い続けてくれています!
これからもお世話になります!!
ちなみに『女の園の星』に出会ったのは、この頃です↓
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ではでは。
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