今週のお題「大発見」
先日、3月3日はひな祭りでしたね。
ふらっと立ち寄ったスーパーの店頭に桜餅が売っていたので、ついつい買ってしまいました。
「桜餅といったら長命寺!」と思っていたので長命寺だけのパックを探したのですが、そのスーパーでは道明寺とセットになっているか、ほかの和菓子(お餅系)とセットになっているものしかなく……
「たまには道明寺も食べようかな」と思い、長命寺&道明寺のセットを購入しました。
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- 桜餅には長命寺と道明寺がある
- さっぱりとした長命寺、もっちりとした道明寺
- 小さいころから「我が家の桜餅は長命寺」だった
- 「道明寺も美味しい!」と気づいた
- 桜の葉を美味しいと感じたのは、少し大人舌になったから?
桜餅には長命寺と道明寺がある
桜餅には、2種類のタイプがあります。長命寺と道明寺と呼ばれています。
長命寺は関東風、道明寺は関西風ともいわれているのですが、日本あんこ協会の「第一回全国桜餅一斉調査」によると、道明寺の方が日本全国まんべんなく広がっているようです。
参考記事:
桜餅(長命寺、道明寺)の都道府県別分布について(第一回全国桜餅一斉調査より) | 日本あんこ協会
さっぱりとした長命寺、もっちりとした道明寺
私的なイメージで長命寺と道明寺について書くと、こんな感じです。
- 長命寺はあっさりさっぱり、軽めの食べ心地
- 道明寺はねっとりもっちり、重めの食べ心地
若干、道明寺の方の表現が悪くなった気もしますが、長年「桜餅は絶対、長命寺」と思い込んで生きてきた人が書いたものなので、道明寺派の皆さま、許してください……
小さいころから「我が家の桜餅は長命寺」だった
私にとっての桜餅は、幼いころから長命寺でした。母親が毎年作ってくれていたのが長命寺だったからです。
ホットプレートでピンク色の皮を焼き、近場の美味しい和菓子屋さんで買ってきたあんこをつつみ、塩漬けの桜の葉を巻く。
好き放題あんこを入れ桜の葉は無しの「自分だけの桜餅」を作るのも楽しかったです。ちょっと長めに焼き、カリカリになった皮だけ食べるのも大好きでした。
このような思い出があるので、私にとっての桜餅は長命寺でした。味や食感的にも長命寺の方が好きです。
「道明寺も美味しい!」と気づいた
桜餅を買うときは基本的に長命寺を選んでいたので、道明寺を食べるのは久々でした。
食べる直前まで「う~ん。やっぱり長命寺が良いよなぁ」なんてことを思っていたのですが、一口食べた瞬間、その気持ちは吹き飛びました。
道明寺も美味しいじゃん!いや、むしろ今回のは道明寺の方が美味しい!
一瞬で、道明寺桜餅も好きになりました。
有名なお菓子屋さんでもなく、何気なく立ち寄ったスーパーでこんな素敵な出会いがあるとは……
桜の葉を美味しいと感じたのは、少し大人舌になったから?
私はずっと「桜餅に桜の葉はいらない」と思っていました。
甘いもの(あんこ)にしょっぱいもの(桜の葉)をプラスする意味が分からなかったのです。
ただ、その考えも今回変わりました。
「しょっぱいもの(葉)により餡の甘さが引き立つ」ということが分かったのです。
これは、私の舌が少し大人になったということでしょうか?年と共にお菓子に対する感じ方が変わったからでしょうか?
どちらにせよ、何気なく立ち寄ったスーパー(少しお高めなお店ではあるけど)のお菓子でこんな意識変化が起こるとは思ってもなかったので、ただただ驚いてます。
ではでは。
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